820: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/07/06(土) 23:28:50.53 ID:kNx0CHnD0
マンティ「――――あ、パピヨンさんに、皆……」
ライム「マンティさん……!」
――後日、アタシといつもの仲間でマンティのお見舞いに行くことにした。病院のベッドの上で、患者衣を着ているマンティをみて……アタシは、また血の気が引いていく感じがした。
…………右足に巻かれたギプスから、目が離せない。
シルフィー「マンティさぁん……!うぅ、うぁあぁ……!」
マンティ「ひぁ!?ちょ、シルフィーさん……ライムさんも!?」
二人が涙目でマンティに抱き着きに行く、それを顔を赤くしながらマンティは抱き着かれている。
……ヘルプミー!な、目をこちらに向けられるけど、アタシには何も……はぁ。
パピヨン「……気持ちは分かるけど、マンティは怪我人だしそこまでにしておきなよ」
ライム「あっ、ごめっ、ごめんなさい……私、ちょっと、全然考えられてなくて……」
シルフィー「ぐすっ……ごめ、ごめんねマンティさん……だ、大丈夫?」
マンティ「だ、大丈夫。全然大丈夫ですからぁ……」
――へたっぴな笑顔で大丈夫というマンティ。けど全然大丈夫そうには――見えない。
マンティ「……全知半年の骨折、らしいです。スパートで力を入れ過ぎて折れちゃったのかもって、お医者さんが……」
――――半年?半年も、このままで……マンティは、走れないの?
マンティ「リハビリとかを頑張ればもっと早く治るかもしれない……けど、安静の為、半年は必要と」
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