591: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/31(金) 00:41:25.91 ID:X4coU6UUO
ライム「はいじゃあシルフィーさんから!」
シルフィー「え、ええっ!?わ、私からですか!?」
名前を呼ばれビクッと体を震わせて驚くシルフィー。その様子にライムはにやりと笑う。
ライム「ほらほら、早く言ったほうが楽ですよ?勿論黙秘権はありますが――」
シルフィー「わ、分かってますからぁ!うぅ、今までからかってすみませんでしたぁ……」
恥ずかしそうになんだか両手の指先を重ね合わせ、もじもじと動かす。
シルフィー「…………え、えっとぉ。そのぉ……し、親友の……お、弟くんなんですけど……」
パピヨン「弟!?」
やば、思わず声が出ちゃった。落ち着こう落ち着こうと、とりあえず立ち上がってしまったので座る。
シルフィー「ず、ずっと前からその……こ、好意は伝えられてたんです。凄いストレートに、でも、やっぱり親友の弟くんだし、冗談というか、今だけなんだろうなって思って流してたんですけど……」
ライム「……責められ過ぎて意識しちゃったんですか?」
シルフィー「っ!あ、あぅあぁあぁ……!!!」
顔を真っ赤にしてその場にしゃがみ込む。耳をぺたんと倒して、悲鳴みたいな情けない鳴き声を漏らしながら。
だってだってしょうがないじゃないですかぁ……会うたび会うたび好き好き言われたら意識しちゃいますよぉ……!
パピヨン「し、シルフィー……!」
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20