579: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/29(水) 22:19:25.92 ID:19YKgSzv0
ライム「さて、パピヨンさんが言った事ですから当然。約束は守りますよね?」
パピヨン「うっ……」
――にやり、とライムはアタシを見ながら言う。だ、大丈夫。ライムならそんな酷いこと言わない、そこは大丈夫、だ、だよね?
マンティ「も、もしかして私にも何か酷い事を……!?」
シルフィー「え、ええっ!?ライムさんってそんな……!?」
ライム「な、なんで酷いこと言う前提なんですか!や、やりませんからね!?」
まあでも、少しは仕返しがしたいというのも、本音で……と。ちょっと恥ずかしそうにしながら、ライムは口を開く。
ライム「――三人にもいるんですか?気になる人が」
「「「――――!」」」
アタシたち三人の息を飲む音が聞こえる。
パピヨン「で、でもそれって」
ライム「勿論、拒否権はあります!けど……ねぇ?」
――好きな人がいない場合はどうすればいいの、という質問をしようとした瞬間。被せるようにライムはそう答えた。
しかしこの圧、そして笑顔。皆して私の事弄っといて拒否するのはどうなの?拒否したらもう二度とさせないからね?という、オーラ!
マンティ「ふぇ、ぁ、そのぉ……」
シルフィー「す、好きな人……ですかぁ……」
ライム「ふっふっふ。あ、でもパピヨンさんは分かり切ってますから、言わなくても良いですよ?」
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