563: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/28(火) 22:40:48.55 ID:LTvs1gXd0
パピヨン「…………」
『……』
最初は【貴方】をからかっていたパピヨンだがその口数もだんだん減ってくる。サンオイルを馴染ませた手で背中の肌をヌルヌルと触られて、くすぐったいような恥ずかしいようなそんな感覚。
そして思う「あれアタシちょっとやりすぎた?」
パピヨン「……っ」
……お兄さん、すっごい優しい手つき。アタシの肌に傷つけないように〜とか考えてるんだろうな〜。
それに、ちょっと気持ち良いかも……あれかな、なんかツボとかあってそこが刺激されてるみたいな?マッサージとかもちょっと勉強してみたら――。
『……ほら、背中は塗り終わった。もう大丈夫だぞ』
パピヨン「ぇ〜?もう終わり?お兄さん、アタシの肌をもっと触れるチャンスだよ?もっと丹念に塗り広げても良いんだよ〜」
『変なことを言うな!それに……結構人の目がな』
パピヨン「……へ?」
そう言われて気付く。そうだったここって夏合宿の砂浜。そこでアタシはお兄さんに背中を見せてサンオイルを塗って貰って――。
そして、アタシはうつぶせの状態から顔を上げて――。
ライム「あっ……!ど、どうもー……あはは……」
シルフィー「わっ、わぁ……!」
マンティ「ひゃぁあ……」
パピヨン「…………」
――見知った3人がそこにいた。
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