515: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/08(水) 00:50:48.75 ID:eX2MnGk70
パピヨン「ライムのトレーニングを探るよお兄さん!」
『……はあ』
ユニコーンステークスから数日、トレーニングが休みの今日この頃。いきなりパピヨンはそんなことを言い出した。
『……ライムのことなら直接訊けば、それこそ一緒にトレーニングも』
パピヨン「お兄さんバカ!? ライムはライバル……じゃなくて敵!敵なんだからもう軽々一緒にトレーニングしたりなんて手の内晒しはしないでしょ!」
『ああ、まあ……』
ぷんすこ怒る担当ウマ娘の意見も分かる、けどあのライムがそういう提案を断るだろうか……ああ、でもライムの担当トレーナーさんは、そういうのしっかりしているだろうなぁ。
……興味がないわけではない、敵情視察……そう敵情視察。自分自身、ライムがどのようなトレーニングを行っているのか気になるところだ。
パピヨン「ね!ね!?お兄さんも気になるでしょ!?」
『だけど、そんなトレーニングを見させてほしいなんて――あいたっ!』
蹴られた!脚を!痛い!
パピヨン「だから探るの!お兄さんほんっと察せないね!隠れてこっそりと観察するの!そう……スニーキング!」
『スニーキング』
……ダンボールとか用意した方が良いんだろうか。
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