352: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/31(日) 00:05:05.33 ID:7ZTtitjy0
マンティ「は、はじ、初めまして!ぶ、ブラックマンティスって、言います……よ、よろしくお願いしますぅ……」
連れて来てしまった。パピヨンのこういう時の行動力は、見習わないといけないなぁ。
……それにしても、ブラックマンティス、か。
『申し訳ないが、その……随分とレースの時とは雰囲気が違うんだな?』
【貴方】が記憶している限り、ブラックマンティスのこんな風におどおどした雰囲気ではなく、どちらかというとオラオラ!とした感じの雰囲気だったはずだ。しかし……。
マンティ「あ、あぅうぅ……そのぉ、わ、私。緊張するとちょっと、吹っ切れちゃうと言いますか……ひぅ」
パピヨン「二重人格的な?へー、おもしろ!ねえねえ今やってみてよ!オラオラー?って言うの!」
マンティ「ふぇ、ふぇええ……」
『こら、止めないかパピヨン。その、マンティスも済まない、いきなりこんな風に呼び出してしまって……』
マンティ「い、いえ。わ、私は、全然構わないんですけど……」
パピヨン「呼び出したのアタシだしね〜。よし、じゃあちょっと走ろうマンティス!アタシと併走併走!模擬レース!」
マンティ「ふぇ、ふぇえぇえ!?」
――――パピヨンのその一声で、ブラックマンティスとのレースが始まった。
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