【安価コンマ】オリウマ娘と共に
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324: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/03/29(金) 00:51:34.27 ID:PaYfBdJ50
ちょっとイベント前後させます。

今日はこれだけです。おやすみなさい。



ライム「――――♪」

パピヨン「んっ?」

あんまり人のいない校舎の裏。なんとなく探索がてらそこに向かうと――なんだか聞いたことのある声。

パピヨン(……ライム?)

ライムの声じゃん。しかもなんだか嬉しそう?

……電話をしてるみたいだけど、誰だろ。そう思った瞬間、アタシはまず――盗み聞きをすることにした。

ライム「――うん、うん。次の休みは家に帰る予定だから、その時一緒に――え?なになに、ご飯?」

あー、分かった。これあれだ、幼馴染だ。物陰からチラリとライムの様子を伺うと……?うわ、凄い乙女の顔!

ライム「えー、んもー。○○くんってば、ほんと私のご飯好きだよね……うん。分かった分かった美味しいの作るよ。じゃあ今度一緒に買い物行こうね」

……というか、雰囲気全然違う。なんだか、凄い年相応って感じ。これをネタに色々からかったり――いややめておこう、また拗ねちゃう。

ライム「あ!というかちゃんと勉強してる?○○くん、あんまり自分で勉強したがらないからな〜……ふふ、うん。知ってる知ってる、私がいなくても、ちゃんと一人で勉強してるんだよね?じゃあ今度テストの結果見せてもらおうかな〜」

パピヨン(……)

え、付き合ってるでしょこれ。付き合ってないの?フードコートであんな顔真っ赤にしてたのに、やっぱちゃんと付き合ってるでしょ?

ライム「……えっ?いや、そんな良いって……ふふっ。ちょっと恥ずかしいよ……んもう、じゃあ約束ね。うん、約束約束」

約束!?何を約束した!?彼氏……じゃない幼馴染は何を言ってライムを照れさせた!?

――ああ駄目だ、なんかこっぱずかしい。戻ろ……。



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