195: ◆OX0aJKbZO.0H
2024/03/12(火) 20:23:41.79 ID:8cGtYUgH0
ライム「――すみませんパピヨンさん!お隣宜しいですか!」
パピヨン「んぐっ! ちょ、ビックリした〜……ライムじゃん」
食堂でご飯を食べていると、後ろから大きな声で呼ばれる。だれだれ!?と思ったけど、ライムならまあ……いっか!
パピヨン「ぷぷ、勝手にすれば〜?アタシは別にいいけど」
ライム「ありがとうございます、それじゃあ失礼しますね!」
……ほんと、こんな真っすぐ来られるとちょっとアタシも苦手なんだよね。ああでも、あんまりにも捻くれてるのも苦手だけど、あの先輩みたいな。
パピヨン「……ライムもさ、変わってるよね〜。アタシ、ちょっと嫌われてるのに、そんな奴と絡んでると、変な噂とか流れるかもよ?」
ライム「……嫌われてるんですか?」
そう、嫌われてるの。前のメイクデビューのあれとか、あの雑誌のインタビューとか……やれ態度がどうの、レースに対しての想いがどうのみたいな?
ま、それが狙い通りではあるんだけどね。だからちょっと色んな子に目の敵にされてるんだよね〜。うんうん。
ライム「ああ、そういうことですか。ですが、私は嫌っていませんよパピヨンさんのこと!」
パピヨン「え」
ライム「確かに嫌われてる……のかもしれませんが。私は貴方をとても好いています!あの日走ったとき、とても純粋というか、走りに対して真摯と言いますか……とにかく!」
私は、貴方のことを嫌ってないです!と、言って。どでかいトンカツをむしゃりと食べた。
……はー、やっぱり苦手だ。こんな嫌いじゃない、好いていますとか、なんてことない感じで言われると、ほんと……。
パピヨン「…………っ」
……あー、ヤバイ。堪えろ、嬉しくない、全然嬉しくない、あー、だからアタシは……あー!
なんかライムに一言:安価下2
1 ……ぷぷ、別にアタシはライムのこと好きじゃないけどね。
2 ま、そんなこと言ってもレースじゃ敵だけどね〜。
3 自由安価
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