剣聖が鍛冶屋を営むようです
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99:名無しNIPPER[saga]
2024/03/12(火) 11:54:03.15 ID:BiH9c5auO
「はは、すまないな。とんだ無礼を働いた」

商人に誘導され応接室へ移動する。一目で上物と分かるご立派なソファー、溶岩洞窟の最深部でのみ採掘できる希少金属【アダマンチウム】を含有しているアダマンタイト鉱石、なんかよく分からないオブジェが視線を集める。よくこんな物を集めたものだとステラは感心した。

「物流をメインにしているとはいえ、腐っても商人だ。珍しい物は大枚を叩いてでも欲しくなるのが性ってもんでね」

気持ちはよく分かる。ステラも商人に大いに賛同した。ステラも仕事柄危険と財宝溢れるダンジョンや危険地帯へ幾度となく挑戦してきたし、凶暴な魔物を仕留めた後の剥ぎ取りタイムはワクワクしたものだ。
そしてレアな素材が出たら大半は宴会代に消えていった。冒険者はその場のノリで生きている。

「さて。自己紹介がまだだったな。本名は別にあるんだが、俺のことはラスティと呼んでくれ」

その名前を名乗る意味はあるのだろうか。センシティブな理由があるのなら深入りしないでおこう。

「いや別に本名を名乗ってもいいんだが、職場ではこの名前で通してるんだ。ラスティ商会のしきたり的なやつでな。支部長は皆ラスティって名前を襲名してんのよ。で、会合とかで他の支部長とかと一緒になる時は判別できるよう本名を使うって感じだ」

随分と回りくどいことをするものだ。この不出来な頭でどれだけ考えても、何の意味があるのか分からない。


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