剣聖が鍛冶屋を営むようです
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62:名無しNIPPER[saga]
2024/02/27(火) 20:36:44.52 ID:6zZX8g65O
ネージュを空き部屋に押し込んだステラは、気を取り直して外郭区へと向かう。
そんな乱暴な扱いでいいのかと疑問に思う人もいるかもしれないが問題ない。何故なら。

『あっ!この部屋暗いし荷物ばっかで狭くていい!安心する!!!』

当の本人がこの有様だからだ。いくら日陰者だとしても限度があるだろう。もしや魔族は皆こうなのか。まあ、本人がそれでいいなら放っておこう。

雨は止んだが地面はぬかるんでいる上に、曇天なのは変わらない。モタモタしていたらまた一雨降りかねない。
雨中の行軍は慣れっこだが、街の中でまでそうすることはない。雨に打たれて喜ぶような酔狂な人間ではないのだ。
念の為に傘を持参しているが、使う時が来ないでほしいものだと神様に祈る。祈りは聞き入れられなかったようで、雲行きが怪しくなってきた。

ステラはガッデムと無慈悲な神々に嘆き、足を速めた。
バチャバチャと泥が飛び散る音が耳を突く。ズボンの裾はきっと泥まみれになっているだろう。泥は落ちにくいので洗濯が大変だというのに。これだから雨の後は嫌いなのだ。

外郭区でのチラシ貼りを終えたと同時にまた土砂降りになったので、コンスティア城での手続きは諦めることにした。
今月中にやればいいものだから、気が向いた時にすればいいだろう。

帰り道で美味しそうなピザが売っていたので、晩飯用として何種類か購入する。
購入したのは【クワトロチーズとハチミツ香るスウィートピザ】、【サラミたっぷり満足ピザ】、【ガーリックエンペラーピザ】。
女の子受けしなさそうな味だらけだがネージュがどれだけ抗議しようとも美味ければ良かろうなのだと封殺するつもりだ。
そもそも金を出しているのは自分なので、文句を言われる筋合いはない。


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