くーちゃん「しょくぶつさんとおはなししてたらびょういんにつれていかれました」
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281:名無しNIPPER[saga]
2024/02/13(火) 20:08:35.90 ID:RYXcxsNH0
くーちゃんは、沼に濡れた指先を見つめながら、顔を上げました。

その沼の中に、一本の木が生えています。

茶色くすすけてて、幹からいくつも、皮が剥がれています。

他には、茶色だったり緑色だったり、様々な葉っぱも、幹に張り付いてます。

胸の奥が切なくなるような、どことなく焦げた香りもしました。

くーちゃんはこの木が、あの大楠さんと、同じなんだと、直感しました。

どうなんでしょうね。トンネルの奥の奥まで入ったのは、初めてだったので。

少なくとも、くーちゃんは

今すぐ、大楠さんを抱きしめたくなりました。


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