アイマス×俺ガイルSS プロデューサー八幡とアイドル達の日常
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6: ◆YYjyt422CY[saga]
2024/01/17(水) 19:47:41.59 ID:7Cy0QJeG0

「はい、ストップ。普段口下手で全然しゃべらないくせに妹さんのことになると随分と饒舌ね」

「当たり前だろ。俺の小町への愛はとどまるところを知らん」

「シスコンここに極まれり、ね。ホントに妹さんが大変そう」

「そうなんだよな。妹はかわいいんだが、兄が俺という汚点を周りに知られるわけにはいかんからな。学生時代とかなるべく外では接点がないようにしてたまである」

「自虐もそこに入ってくると余計にめんどくさいわね」

「んだよ。速水だってこんな兄がいるのイヤだろ?」

「うぅん、そうね。考えたことはなかったけど別にイヤではないわよ?」

「別に気を遣う必要なんてないぞ?」

「こんなことで気を遣わないわよ。比企谷さんってなんだかんだで面倒見はいいしね。実際に年少組からもかなり好かれてるじゃない」

「今だけだろ。あいつらも思春期とかになってくるとだんだん離れていくようになる。あぁ、龍崎から『せんせー』って呼ばれなくなるのか…。ヤバい、涙出そう」

「ロリコンまでこじらせてるの?」

「ロリコンはこじらせてねえよ」

「シスコンはこじらせてるのね」

「まあな。うちの妹が可愛すぎるのが悪い」

「はぁ。ちなみに私たちアイドルとあなたの妹どっちがかわいいかしら」

「妹」

「即答なのが本当にムカつくわね。今度まゆに教えてあげようかしら」

「ねえ、ちょっと。俺のことを遠回しに殺害予告するのやめてくれない?」

「今の発言録音したけど、誰に聞かせてほしい?」

奏は勝ち誇ったようにスマホを出してきた。八幡はまたチラッと確認すると大きくため息をついた。

「何が望みだ」

「理解が早くて助かるわ。比企谷さん、仕事もう終わりよね?」

「そうだが?」

「私、まだ晩ご飯食べてないのよね」

「……わかったよ。俺もまだ食ってないしな。ラーメンでいいか?」

「女の子、それもアイドルにプロデューサーがラーメンを薦めるのはどうなのかしらね」

(先生、女の子にラーメンを薦めるのはだめらしいですよ)

「それか、サイゼだ」

「なんでその2択なのよ。はぁ、ラーメン」

「アイドルがファミレスとラーメンの2択でラーメン選ぶのはどうなのかしら」

「うるさい。Lippsのグループチャットに流してほしいの?」

「急いで向かいます」

「よろしい」

2人を乗せた車は夜の道をずーっと走っていくのだった。


次回豊川風花編


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