デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
1- 20
312: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/04/14(日) 20:24:38.26 ID:qtUdmRv9O
それを解決する手段は、バイオシミュレーション研究所が提供してくれた。
つくづく心強い味方だ。

私はデジドローンを使い…
ある小さな物体を青銅の箱の中へ設置した。
そして一旦、デジドローンを回収した。

1分後に、再びデジドローンをアクセスポイントに送り込むと…
箱は見事に破壊されていた。
シャーマモンやコエモン達が、せわしなく喚き立てている。

簡単なことだ。
クラフトモンの進化前の姿であるコマンドラモンは、爆弾の備蓄を生産していた。
クラフトモンに進化した今でも、その備蓄が残っている。

その限りある備蓄のひとつを譲り受けて、箱の中へ放り込んだのだ。

やはりコマンドラモンは優秀なデジモンだ。
飼育二体目にしてこれを育て上げたバイオシミュレーション研究所には敬意を表する。

さて…これでデジモンを送り込み放題となった。
来い、スターモン!ジオグレイモン!


彼らを呼ぶと、アクセスポイントにゲートが開き…
二体のデジモンが現れた。

ボクシンググローブを装着した星型のデジモンはスターモン。
そして、親のグレイモンと叔父のグラウモンの特徴を併せ持った、大きな恐竜型デジモンであるジオグレイモンだ。

あの言うことをまるで聞かなかった制御不能のアグモンが、立派に育ったものだ。
もっとも、現在でも我々の命令を直接聞こうとはしない。
スターモンに懐いているようであり、スターモン経由でしか命令を聞いてくれないのだ。

ジオグレイモンはスターモンと違ってチャットの文字を覚えようとしないため、専らスターモンはボディランゲージでコンタクトを取っている。
だから単純な命令しかできない。

強い者の言うことしか聞かないということなのだろうか。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
412Res/226.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice