小牧嬉歌「間違ってたらアレなんだけど……何回目、なの?」
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59: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2023/12/05(火) 20:45:37.63 ID:loDylRht0
ウルル「オムスビの、その、事故があった時あったじゃん」

ウタ「……」

ウルル「こんな冷ややかなうーたんの目、はじめて見たわ」

ウタ「続けて」

ウルル「うーたん、タイムリープの記憶が戻ったの、次の回じゃないから」

ウタ「えっ」

ウルル「10回以上経って、急にオムスビに抱き着いて泣き始めたからビックリしたわー」

ウタ「そうなんだ……いや、なんとなくそっちの方が自然な気がしてきた。心にダメージ受けて5年ぐらいどん底に落ちてそうだし」

ウルル「……ごめん」

ウタ「ううん。あのまま時が進まなくてよかった」

ウルル「ちょっとだけさ、練習がんばろうと思ってさ。オムスビに追加で居残り練習に付き合ってもらっただけ、だったはずなのに」

ウタ「それは、覚えてる」

ウルル「うーたんも気づいてるか。変えようと思えば、めっちゃ変わるんよ」

ウタ「私は、怖くて変えられなかった」

ウルル「それは同じよ。やっぱ、怖いわ。アカペラ部、なんだかんだ言って好きだし」

ウタ「それは、私も」

ウルル「うーたん、他に記憶が戻ってる人いる?」

ウタ「私とレイレイ先輩だけ。部長とクマちゃんと、ムスブちゃんは違う」

ウルル「やっぱりそっか。オムスビ、何度やっても一緒だもんなー。羨ましいわ」

ウタ「ウルルちゃんが、というかソレが近くにあるから影響受けたのかな」

ウルル「たぶん。うーたんでよかったわ、この時間を壊さないでくれて」

ウタ「じゃあ、あのね、ウルルちゃん」

ウルル「……」

ウタ「なんで、タイムリープしてるの?」



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