日向「安価とコンマで依頼を解決する」茶柱「その7です!!」
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115: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/25(土) 17:24:41.40 ID:o87WR7f00

腐川「い、いいい言っとくけど私は白夜様一筋なんだからね! 他の男になびいたりなんか絶対しないわよ!!」

日向「わーってるって。……今から新しいのを書き直すからさ、出来上がったらまた見てくれよ……はぁ、上手く行かないなぁ……」

腐川「ふ、ふん……。まぁ、アンタの気持ちも分からないでもないわ。わ、私も最近スランプ気味だしね……」

日向「スランプ? お前が??」

短編小説とはいえ、あれだけ「面白い」って思える小説を書けるお前がか?


腐川「……別に小説の内容が良ければ良いってもんじゃないわ。……スランプ気味なのは、私の『心』の方よ」

日向「なんだ、何か悩みでもあるのか? だったら相談に乗るぞ。俺は『超高校級の相談窓口』だからな」

腐川は暫く黙っていたが「そ、そうね。あんたへの勉強代としては丁度良いかもね」と悩みを打ち明けてくれた。


腐川「……最近ね、純文学の「純」っていうのが分からなくなってきちゃったの」

日向「純文学の「純」?」

腐川「ええ。古い時代から有る、数々の文豪達が書いて来た正当な文学……。幼児向けや児童むけのそれとは違う、かといって厨二全開のオタク共が好きなライトノベルとも違う……「純粋な文学」よ」

確か腐川は純文学しか認めずオタク要素を嫌っていて、自分がそうした性癖を持つと見られるのを嫌がる。そのため、山田とは極めて仲が悪い……筈だったよな?


腐川「ええ、そうだったわ。……でも最近苗木の奴がね『新しい物や、今までしてこなかった事に挑戦するのも小説のアイデアになるかもしれないよ』って言われて、苗木が薦める「ライトノベル」って奴を読んでみたの」

日向「……そしたら?」

腐川「あ、相変わらず私の趣味には合わないし、純文学とはどうしても認められなかったけど……。く、悔しいけど「面白い」って感じる部分もあったわ。「小説の参考になりそう」って部分もね」

日向「良い事じゃないか。『お前の中の世界が広がった』って事だろう」

腐川「……そうかもしれないわね。でも、その所為で分からなくなって来ちゃったの。『じゃあ私が書いてる小説って何?』って……」

日向「…………それは」

腐川「私はずっとずっと、純文学だけを読んできたわ。そして、作品を愛してきた。数々の文豪達に憧れて、自分なりに色んな作品を書いて、世に送り出してきた。……でもそれって本当に『純文学』だったの? 彼ら彼女らに認めて貰えるような作品だったの?」

日向「…………」

腐川「……あんたはどう思う? 純粋な文学って何か。……今、私は何でこんなに悩んでいるのか……」

日向「……それは、きっと↓3」

↓3までの発言安価を>>1が良い具合に纏めます。(ただし、いつも通り過激な物。下品な物。日向が言いそうにない物は安価下です)



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