384: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/12/18(月) 02:06:04.18 ID:OkKiMh/No
サクラ「…………」
シャドウ「そう、そうだったよね。せっかくママ、忘れようとしてたのに、乗り越えようとしてたのに……」
桜野(わたしのせいで思い出してしまった)
シャドウ「だからママがあんなことをしたのも……」
桜野(ぜんぶわたしが悪いんだ)
サクラ「…………」
シャドウ「あなたの言葉を聞いた途端、ママの顔から血の気が引いたのが分かったよね」
桜野(青くなって、白くなって……)
シャドウ「それで……」
桜野(赤くなった)
シャドウ「たっ!」バキッ
サクラ「あぐっ!??」ドサッ
桜野(ママはわたしを殴り飛ばした)
サクラ「う、く……げふ……!」ズキズキ
シャドウ「ふふふっ」ノシッ
サクラ「っ……!?」
桜野(そして倒れたわたしに馬乗りになって……)
シャドウ「♪」スッ
サクラ「っ!!!」
桜野(わたしの首に両手をかけた)
サクラ「あ、が……!? はっ、ああ゛っ……っ!!?」ビクンッ
シャドウ「ほらほら! 覚えてるでしょ!?」ギリギリ
サクラ「かひゅ、ひゅー……う゛あ゛っ……!!」
シャドウ「ママはこうやって! 思いっきり体重かけてさ!!」ギギギギッ
サクラ「っっ! あ゛……が、ひゅっ! え゛ぁ……!!」ジタバタッ
桜野(ママの顔が近くにあった。見たこともないくらい怖い顔だった)
シャドウ「力いっぱいあなたの首を絞めた!!!」ギギギギッ
サクラ「っえ゛……ぅぇあ゛……あ゛……!」
桜野(それでその顔のまま……)
シャドウ「それでっ……! あなたに向かって!!」
桜野(ママは叫んだ)
シャドウ「あんたさえっ!」
ママ『あんたさえ産まれてこなければっ!!!』
サクラ「っっ……っう、ぅぅぅあああああ!!!!!」ドガッ
シャドウ「う? うぁったっ!?」ゴロンッ
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