【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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7:名無しNIPPER
2023/11/07(火) 23:15:36.87 ID:2GW857zO0
マシュ「はい。この不可思議かつ案の情に建っているこの建築物はどうみても、あのエリザベートさんのハロウィンですね。」

ダ・ヴィンチちゃん「うん、建物の構造はともかく・・・このチェイテ城と渋谷で有名なアパレルショップが融合した建物とこの街中で見られるカボチャの異常な数と配置からして、」

ダ・ヴィンチちゃん「ハロウィンの時期になると不思議と特異点化するチェイテの地と同じ現象がこの渋谷にも起こってしまっているって事なのさ。」

カドック「ああ。それはともかく、一体なぜその日本の渋谷の街がそのサーヴァントであるエリザベート・バートリーが好みとしているハロウィン仕様の特異点となっている事について・・・」

カドック「その特異点発生の元凶がこの、お前やダ・ヴィンチたちにあるって言う事を心当たりがあるんだよな?」

カドック「僕は用事があってシュミレーターに籠もっていて事のことはいま知ったのだが・・・この件、お前たちはいったい何をやらかしたらそうなったのか?」

マシュ、シオン、ダ・ヴィンチちゃん、ゴルドルフ、ムニエル「・・・・・・・・・‥」


【カドック・・・・】
【実はねぇ・・・・】
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そう、カルデアの中でカドックを除くマスターたちは事の発端が彼女たちにある事を知っている。

なぜチェイテとは関係ない日本の渋谷がサーヴァント:エリザベート・バートリーを中心としたハロウィンの特異点と化しているのかを、そしてその原因がマスターとダ・ヴィンチたちにあるのかを、

事の話は少し刻を遡る・・・・
―――――――――――――――――――
遡ること数日巡前(期間限定イベント:『聖杯戦線 〜白天の城、黒夜の城〜』開催直後): ストームボーダー内廊下にて・・・


エリザベート・バートリー「ふふんふ〜ん!青いワンジナから私のお城を取り返したし、ハロウィンの準備も順調だし。あとは子リスたちがあのチェイテ特異点にレイシフトしてくるだけ。」

エリザベート「アハハハッ、楽しみな事ね。今年のハロウィンはシンデレラや九紋竜のアタシとは格段に段違い!今年はより快奇で摩訶不思議で誰も見たこともないようなエンターテイメント!」

エリザベート「今年巡最高に楽しいハロウィンを子リスたちにとことん盛大かつ豪快に持てなして差し上げるわ!」

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ストーム・ボーダーの廊下で楽しそうに予備のハロウィン用のカボチャを運搬し、彼女がもっとも力を入れているとされる彼女主催のハロウィンの事を口にしながら廊下を歩いていた。

しかしそんなハロウィンの事を楽しみにしている彼女の『夢』は、とある者の一言によって『悪夢』へと変わるということを彼女は知らなかった。
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タッタッタッタッタッタッ・・・

光のコヤンスカヤ「おや?これはこれはエリザベート・バートリー様。今日も陽気にハロウィンのご準備をなされてるのですね?」

エリザベート「あら、貴方は確かあの自称良妻狐とそっくりの光の方のコヤンスカヤじゃない?あなたこそ陽気に子リスのことをたぶらかすのを考えているのかしらねぇ〜?」

光のコヤンスカヤ「ツゥ・・・確かに私はあの狐とは外見が同じなのですが、あくまで私はあの狐とは別存在。あの者と私を一緒にするのはやめて頂けますでしょうか?」

エリザベート「そうかしら?悪いけど私はあなたとなれ合う時間はないわよ。この予備のカボチャを持ってチェイテへレイシフトしないといけないのよ。」

エリザベート「まあ心配しなくても、あなたにも私が主催するハロウィン・パーティーの招待状を送っておくわよ。微少とはいえど特異点は特異点だというのは変わりはない。」

エリザベート「そしてその特異点に入れば、私が用意したハロウィンのおもてなしが待っているのだから、マスターが私の事を・・・‥」


光のコヤンスカヤ「・・・・エリザベートさん。実のところ、貴方には大変お見苦しい話となるのですが―――」

光のコヤンスカヤ「―――たった今、その微少特異点を私が即座に処理させてもらいました。マスターとカルデアの方々のご命令で・・・。」

エリザベート「―――――はぁ?」


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