【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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69:名無しNIPPER
2023/12/19(火) 11:09:17.23 ID:p8TzXEPk0
>>68 追記:所定のポイントから呪霊サーヴァント(虞美人)及び呪霊サーヴァント(水着虞美人)がランダムに出現する。
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第6廻戦:吹きあれる神風の領域
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ふと眼を瞑れば脳裏に浮かぶ、英霊としての記録。英霊・播磨局が生きて戦場をかけ、天草大夫大蔵太子として戦って来た英霊の記憶。

しかしてそれでも脳裏に嫌でも浮かんでくる記憶がある。それは英霊・播磨局の生涯にはいっさい存在せず、ただ今のサーヴァント・播磨局の脳裏にしか浮かばない‥

――“英霊・播磨局には存在しない依代の記憶”――

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播磨局の依代(禪院真希)の記憶:禪院家


とある名家に生まれた私には生まれつき、殆ど呪力を持たず、術式が扱えない上に呪霊を視認する事すらできなかった。

それ故に私は幼少期に家の人々から「落ちこぼれ」と称され、殆どの全てを雑用係に向けさせるなど徹底的に虐げられてきた。


禪院真希の母「貴方なんか、産まなきゃよかった。禪院家の恥めッ!」


仕舞いには自分を産んだ肉親の母にもこう罵倒の声を言われる始末だった。私はこのままこの家にいれば、自分ではいられないと悟っていた。

しかしそれでも私は呪術師として名を上げ、家の連中に見返すために家を出る道を選んだ。

まあそのおかげで自分の妹(禪院真依)には憎まれる立場となったのは今も心痛い。私にとって、妹は私のたった1人の妹なのだからな。

妹の居場所を作る。家の連中を見返す。――それが私(禪院真希)の生きる目標でもあった。

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播磨局の依代(禪院真希)の記憶:呪術師としての生活


家の政治的妨害もあって、呪術師としても4級ぐらいに留められ、呪術師としてあまり名を上げる機会に恵まれぬ日々が続いていた。

しかし私はその中で多くの仲間と出会い、彼らとは良き仲間として共に呪術師としての学びと経験を積み、

私もまた、私の為に与えてくれた呪具をうまく扱い、多くの呪霊を祓って祓って、祓いまくって・・・


そうしていけば、必ずしもあの家の連中に吠え面をかかせられる程の名声を得られると思っていた・・・


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