【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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178:名無しNIPPER[saga]
2024/03/10(日) 10:19:38.42 ID:s3E5CU9u0
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小細工はあった。

宿儺とカルデアのマスターとの意見の違いで揉めていたところの隙を付き、プトレ蝗GUYが閃光による目くらましからの宝具を放ち、カルデアのマスターたちを仕留めたはずだった。

だがしかしそれでも尚、プトレマイオスの霊基と姿を被ったプトレ蝗GUYとは比べようにもない程に両面宿儺(エリザベート)とでは小細工では埋まらない圧倒的な差はあった。

本来は若かりし側面のプトレマイオスの宝具である『月は知らず、久遠の光(ファロス・ティス・アレクサンドリアス)』の光を放つその一瞬・・・

宿儺はカルデアのマスターとマシュの2人をプトレ蝗GUYの宝具の射程距離から横に回避し、そしてその足でプトレ蝗GUYの額の縫い目の糸を抜き取り、そこからプトレ蝗GUYの脳を取り出した。


両面宿儺(エリザベート)「これでなら、貴様らも少しは納得してこの呪霊を祓えるのだろ?俺にしてみれば、このような事は少々納得はしないのだが‥」

両面宿儺(エリザベート)「これも貴様と仮契約したサーヴァントである以上、少しぐらいの配慮はしてやろう・・・。」

マシュ、藤丸立香(女)「・・・・・・・(コクッ)」


それはカルデアのマスターのトラウマとなったという、“伏魔御廚子によるプトレマイオスの斬殺”を見せず、プトレ蝗GUYを確実に祓うという、

両面宿儺(エリザベート)考えられる数少ないカルデアのマスターへの配慮であったのだ・・・・。



グググゥゥ〜〜バシュンッ!!

蝗GUY(プトレマイオス)「―――――――――」


ドサッ、キュゥゥ〜ン・・・
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同じ頃、嵐が吹きあれる浜辺 別の場所では・・・


吉備真備「テイッ!」キィィン、バシュンッ!

バーヴァン・シー「ブタァァ!」キィン、シュパパパァァーー!

太公望陀艮「ヌゥゥゥ〜〜!!」バシュンッ、シュパパパァァーー!!


ドサッ、キュゥゥ〜ン・・・

太公望陀艮「・・・‥蝗GUYが祓われたか。サーヴァントの身体を得てもあの様だったとは。所詮は二級止まりの呪い、我ら呪霊の恥さらしよ。」

吉備真備「そうかな?君もまた、人間である太公望の姿を借りて戦うなんて、それこそ同じ特級と呼ばれた呪霊たちの恥さらしじゃないのかなぁ〜?」

太公望陀艮「お前に言われたくもない。私の同胞を二度も殺したお前たちなんかに!!」


バシャバシャァァ〜〜!ドドドォォ〜〜〜!

吉備真備「―――!!」バシュバシュバシュン!


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