【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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154:名無しNIPPER[saga]
2024/02/25(日) 20:07:10.65 ID:6oskV9qH0
カドック(通信)「成る程。つまりその僧侶の男こそがこの大規模特異点と化した渋谷の特異点の黒幕であり、この渋谷に展開されたという“閉じない術式領域”もまた、その男の仕業だと?」

カドック(通信)「だとすればあの時の呪霊サーヴァントの数の多さはあの男の能力によるモノだったと見て間違いはないみたいだな。」

シオン(通信)「ええ・・・聖杯の欠片となる聖杯の雫から獄門疆を生み出し、それを使っての藤丸氏の封印・・・欠片とはいえど、あそこまで使いこなす事が出来るとは・・・」

ダ・ヴィンチちゃん(通信)「ああ。だがそれでもその獄門疆に封印された藤丸ちゃんを解放させ、この特異点を修正させるにはその僧衣姿の男性との戦いは避けられないのは確実だね。」

呪詛師エリザベート「ええそうね。アイツとは私や宿儺も含め、エリザベート・バートリーが復活させようとしたハロウィンの邪魔をし、特異点さえも乗っ取った落とし前をつける必要があるわ。」

呪詛師エリザベート「ですが先ほど貴方たちが戦ってたようにあのままではあの僧侶の男にオチであるのは確かであり、こっちもあの僧侶の男に落とし前をつけたいのだけど・・・」

呪詛師エリザベート「宿儺の術式領域があそこまで弱体化しては私の術式だけでは勝てないと判断したわ。故に―――」


呪詛師エリザベート「カルデアのマスター・藤丸立香。貴方とは条件付きであれば、貴方とは仮契約を結んであげてもいいわよ。」

【!】←


マシュ「それってあの僧侶男性の打倒の為に、条件付きであれば我々カルデアと共闘する形で力を貸してあげるということでしょうか?」

マシュ「もしそうだとすれば、その条件をマスターが飲めば貴方たちはマスターと仮契約を結んでくれると・・・」

呪詛師エリザベート「そう言って結構よ。私と仮契約を結べば、私の他に宿儺や元人格のエリザベート・バートリーとも仮契約を結ぶって事になるからね。」

呪詛師エリザベート「ただしさっきも言ったように私と仮契約を結ぶにはまず私が出す条件をのめばの話であり、のまなければ私は貴方たちと仮契約など結びはしないわ。」

呪詛師エリザベート「とはいっても、貴方たちカルデアがこの元人格のエリザベート・バートリーに用がある以上、条件付きであろうと私と仮契約を結ばなきゃならない理由があるのでしょ?」

【うん】
【エリちゃんをカルデアに連れ戻す為だからね】←

【それで、その条件というのは・・・?】←


呪詛師エリザベート「藤丸立香、貴方は己自身の罪の過ちを悔い改め、元人格のエリザベート・バートリーと和解する為なら命を賭ける覚悟がある事を先ほどの戦いでそれらを証明しました。」

呪詛師エリザベート「貴方のその覚悟の思いによって元人格のエリザベートが蘇り、貴方の事を助けた事に他はないと思いますが、」

呪詛師エリザベート「しかしそれでも、そのエリザベート・バートリー本人が貴方たちカルデアを許した訳ではありません。微かではありますが、いま私の中にいる元人格のエリザベートの霊基から、」

呪詛師エリザベート「貴方たちカルデアに対する怒りの感情が立ち込めている事から、元人格の彼女は未だにハロウィンのことで怒っていると・・・」

呪詛師エリザベート「ですからこの渋谷の特異点の解決が済んだ後、藤丸立香を含む全カルデアの関係者総出で元人格のエリザベートに対して深い謝罪と損害賠償を支払ってもらいます。」

呪詛師エリザベート「元はといえば、これら全ては貴方たちが元人格のエリザベートとのハロウィンの予定を否定し、彼女の心を深く傷つけた貴方たちカルデアの『咎』であり、」

呪詛師エリザベート「貴方が元人格のエリザベートに対してあげられる罪滅ぼしが貴方たちに出来る唯一の懺悔となる・・・それだけはわかるよね?」


【わかった。それで良いよ】
【皆もそれで良いよね?】←


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