日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」
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570: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/11/11(土) 00:23:45.63 ID:xcBpveh70

武闘家茶柱「……なんとなく、なんとなくですが、この世界において私達の知り合いや友人によく似た方々は「仲間のNPC」としてしか出てこないのだと思っていました……」

ああ、そうだな……。俺もそう思ってたし、そう願っていたよ……。「うふふ」と微笑むその少女が、俺に愛を告げてくれたあいつにそっくりで、俺は「なんでなんだよ……!」と心の中で叫ぶ。


武闘家茶柱「──ですが違った。真宮寺さん、あなたは──!!」

タエコティア「? なにをお仲間だけでお喋りしていますの? 是非私も仲間に入れて下さいまし。お茶会の用意だってほら──」

ガギィイイイイイイイイン──! と、刃と刃がぶつかる音がこだまする。トンでもない速さで一直線にタエコティアに斬りかかった尾美田と、それを宙に浮く真っ赤な色をした不思議な四本の剣で受け止めた音だった。


対魔忍尾美田「…………」

タエコティア「あらあら。殺気が隠せていませんわよ? それと、そんな短刀で私の首を絶てるとでもお思いで? つくづく『対魔忍』という方々は理解出来ませんわね……それっ!」

対魔忍尾美田「ッツ──!!」

勇者日向「尾美田!」

武闘家茶柱「尾美田さん!!」

ドガァアアアアアアアアアアン!! と大きな音がこだまして、尾美田は屋敷の壁に叩き付けられてピクリとも動かなくなった。


タエコティア「さぁて、それじゃあ本格的に『遊びましょうか』……どうか、私を退屈させないでくださいまし。勇者様」

魔法使い入間「来るぞ! あいつの化け物みてぇな身体能力と宙を舞う四本の剣に注意しろ!! 最悪一瞬で切り刻まれるぞ!!」


魔王軍幹部・タエコティア・ヴァイオレットが襲い掛かってきた!!


勇者日向達のターン! どうする?


↓1 日向
↓2 茶柱
↓3 葉隠
↓4 入間



本日はここまで。それではまた明日……は休日なので3時〜6時の間にもお会いしましょう。(なお、時間は多少前後する可能性があります)


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