日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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532: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/10/14(土) 21:49:50.15 ID:JZBISgHv0

澪田「だからその……。は、創ちゃんになら構わないっすよ? なんど唯吹の裸を見られちゃっても……」

澪田はらしくもなく、顔を真っ赤っかにしてそう言った。どういう意味か、などその先の言葉を聞かなくても分かった。


澪田「それにそのー。……創ちゃんあの時唯吹達の身体を見て『最高だった』『福眼だった』って言ってくれたじゃないっすか。……お、思い出すだけで恥ずかしいんすけど、どうじにその……。う、嬉しくもあったんす。『好きな男の子』が唯吹のことを、裸を見てそう言ってくれて……」

──トクン、と。改めて俺の心臓が高鳴る。


澪田「今日の「これ」も素の唯吹を見せても引かれないかどうか、着いてきてくれるかどうかのテストみたいなもんでしてー……。要はそのー……。は、創ちゃんと付きあうにあたって支障がないかどうか確かめたかったんす」

日向「澪田、お前……」

澪田は最初の時と同じく「すぅ……はぁ……」と深呼吸を一度してから──







澪田「唯吹! 創ちゃんの事がだーーーーい好きっす!! 唯吹と付きあってください!!」







頭を下げ、手を差し出してそう言った。恐らく、その手を取って貰えればOKという事なんだろうが……。


日向「あ、あのな。澪田。その、気持ちは取っても嬉しいし、ありがたいんだけど……。そのぉ……ひっじょうに言いにくいんだけどな……?」

澪田「……?」


──事情説明中──


澪田「ち、千秋ちゃんは兎も角ソニアちゃんに蜜柑ちゃん、セレスちゃんまで!? は、創ちゃん誠ちゃんに負けず劣らずの超プレイボーイじゃないっすか!!? 一体どうやってそんなに多くの女の子のハートを射止め続けてるんすか!!?」

そんなのこっちが聞きたい。俺なんかが──っていう思考は彼女達に失礼か。兎に角俺は今現在四人もの女の子に「待って貰っている」状態だ。そんな状況で誰かと付きあう何て事はできな──。

そんな事を考えていると、澪田はスカイツリーの時と同じように俺の右手をガシッと掴み。


澪田「こうしちゃいられねえっす……。恋のレースはもう始まってて、唯吹は現在出遅れもいい所!! ここはもう一回創ちゃんと「二人っきりで」銭湯に入って一気にみんなとの距離を縮めるしかねぇっす!! あ、唯吹もみんなと同様『卒業式の日』に『唯吹の研究教室』で創ちゃんの事を待ってるっすから!!」グイグイ!!

日向「──は!? いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやちょっと待て! 落ち着け澪田!! い、幾ら混浴とは言え年頃の男女が何も身に纏わず同じ風呂に入るってのは良くな……。って力強っ!? あの時も思ったけどどこにそんなパワーが眠ってるんだお前は!!?」

その後、暴走する澪田を全力で宥めた俺は『タオルを巻いた状態なら……』と許容案を提案。結局二人で「また」この混浴先頭に入ったわけだが、例えタオルを巻いている状態でも、澪田の身体はとても綺麗で色っぽいと言うことが分かってしまった俺だった。




澪田唯吹のキャラクエストをクリアしました! 『澪田に助けを求める』の難易度が更に下がりました!! 澪田と大切な『約束』をしました!! 澪田のパンツを手に入れました!!




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