日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/10/12(木) 20:44:16.28 ID:cmg6+ATj0
小泉「私ね、ずっとずっと前から知ってたんだ。ひよ子ちゃんがアイツに恋してるって事。私よりも前に、アイツの事を好きになってたんだって事」
日向「…………」
小泉「それでね、思っちゃったの。『ああ、この二人が結婚して、幸せな笑顔で並んで立っている写真が撮りたいなぁ……』って」
……そうか。だから小泉は──
小泉「そうしたら、なんか自分の恋心って奴が自然と一歩引いちゃってた。……変だよね。悲しくなることも、空しくなることも「どうして「好きだ」って告白しなかったんだろう」って後悔する事も分かってたってのにさ」
日向「小泉……」
俺の胸がズキズキと痛む。もし、もしも俺が余計な事をしなければ──。いや、それはあまりに傲慢な考えだ。と、俺は自分で自分の考えを恥じた。だってそれは、西園寺の勇気を否定する思考だ。小泉の想いを踏みにじるような考えだ。きっと、俺が何もしなくとも西園寺は小泉よりも先に自分の思いを左右田に伝えていただろう。……そして、きっと二人は結ばれていたはずだ。
小泉「だからさ、私とアイツが結ばれないのは当然の事だったって訳! だって、私自身が告白する気が無かったんだから」
小泉の思いは分かった。痛すぎるほど理解出来た。──でも。
日向「……だからって、遠ざけるのか」
小泉「……日向?」
日向「西園寺と左右田が心配してたぞ。「お前の様子がおかしい」「付き合いが悪くなった」「何かしてしまったのなら謝りたい」って」
小泉は「あー、やっぱりそういう事だったんだ」と納得したような顔をした。……やっぱり、俺が「あの時と同じ」ゼリーっぽいものを食べようって言った瞬間から、小泉には察されてたんだ。
小泉「なるほどね。ひよ子ちゃんか左右田から「相談」を受けたってわけ?」
日向「……誤魔化すような真似をして、本当にすまない」
俺は椅子から立ち上がり、頭を深く下げて謝った。そのまま顔をぶん殴られても仕方がない──そう思っていた。
小泉「別に良いわよ。私も「あー、ちょっとやりすぎかな?」って最近思ってた所だったしね」
日向「…………」
小泉「今度から「気遣い」ももっと上手くやるわ。二人になるべく違和感を抱かせないように──」
日向「小泉」
小泉「?」
日向「↓3」
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>>1
が上手い具合に統合します。
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