【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.2
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260: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/10/08(日) 22:17:33.20 ID:BjraRlBs0

霧子「……」

でも、円香ちゃんのいうことは本当に正しいのだろうか。
彼女の言う通り、意識が曖昧だったとしても屍者の書というキーアイテムを見逃すようなことが起こりうるだろうか。
彼女が誰か屍者の書を持ち出した人間を庇っていると見る方が自然だろうと思う。

とはいえ、それを咎めようと言う気は別に湧かなかった。
円香ちゃんも儀式を阻止しようと言う側に立つのだから、ここで口を閉ざすのは自然なことだ。
人の行動を誰かが強制することはあってはならない。全ては自分の意思で、ことは為されるべきだ。

しかし、実際誰が持ち出したのだろうか。
この部屋に出入りができたのは自分だけ。生徒会のみんなに出入りは許していない。
この部屋の中にいたのは円香ちゃんだけ。これらの条件は儀式の前後でも何ら変わってはいない。

……いくら考えても答えは見えてこなかった。
答えが見えない以上は屍者の書を奪還することも叶わない。つまりは儀式の実行は不可能。
すぐに部屋を抜け出すと、4階の階段のところまで駆けていった。

甜花「あ、あれ……? 幽谷さん、どうしたの……? 儀式は、もう終わった……?」

霧子「その……甜花ちゃん、みんなにも伝えて欲しいんだけどね……」



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