日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
1- 20
700: ◆DWp3lSnh.v3L[saga]
2023/09/28(木) 21:00:24.40 ID:anMNCOuZ0
絶叫系(ジェットコースター)が一つは来ると思い込んでいたので少々驚愕している>>1です。


突然だが、富士○アイランドにはトー○スランドと言う物がある。文字通り、某名作機関車アニメ(当初は人形劇だったらしいが)をモチーフとした、子供向けのエリアだ。
機関車トー○スはソニアの国でも大好評放送中らしく「是非行ってみたい」と一番最初に言い出した。……富士○ハイランドと言えば絶叫系ジェットコースターの宝庫なのだから、最初はそっちに行くと思っていたのだが……。まぁ、遊園地を貸し切りにしたのはソニアだしな。一番手は譲っても良いだろう。


ソニア「ワオ! これがトー○スランドなのですね!! 前から思っていましたが、この子たちはこの国で言う「機関車」とは随分毛色が違いますね!!」

日向「そりゃ英国で生まれた物語だからな。日本生まれの「ハチロク」なんかとは違うだろ」

そんなこんなで、俺達が最初に乗ることしたのは「ニアとアニマルコースター」に決まった。「ニア」とは機関車トー○スに出てくる女性の機関車で、元はアフリカはケニアで働いていたという経歴を持つ。
そんなニアの故郷”アフリカ・ケニア”をイメージした3歳から乗れるミニコースターが「ニアとアニマルコースター」だ三歳児からでも乗れるミニコースターで、木々の中を走り、動物たちと出会いながら探検する1周70秒ほどのアトラクションである。

『小さい子のコースターデビューにピッタリ!!』という売り文句だけあって、迫力は全く無かったが、これがどうして中々に楽しかった。……やっぱり頃に見ていたアニメのアトラクションだけあって、子供心って奴が刺激されるんだろうか。

〜〜〜〜

終里「おお! これなんかどうだ!? この『獣の巨人』とかいう奴とバトれんだろ!?」

何か盛大な勘違いをして勘違いをしている様だが、当然そんな訳は無い。終里が言っているのは『進撃の○人 THE RIDE -ウォール・マリア最終奪還作戦-』だ。

大人気作品『進撃の○人』の大迫力ライドアトラクションで、搭乗者は『進撃の○人』の世界に入り、調査兵団として悲願であるウォール・マリア奪還に向けた最終作戦に参加。ライドを包み込むように広がる直径20mの半球体型巨大スクリーンに映し出される大迫力の映像と「立体機動装置」を使った、巨人に合わせて移動するシーンで、上下・前後・左右に動くライドと身体に響き渡るようなダイナミックな音響などが連動し、圧倒的な没入感を味わうことができる。

俺は爽快感があってかなり楽しかったのだが、終里は想像していた物と違ったのか、若干不機嫌になっていた。

〜〜〜〜

田中「絶望? 絶望だと?? ふはははははははは! Zよ! この氷の覇王田中眼蛇夢が貴様の言う絶望とやらを打ち砕いてくれるわ!!」

厨二心擽られる説明文に感化されたのか、田中が紅い屋敷へと飛び込んでゆく。『絶望要塞』それが俺達が3つめに選んだアトラクションの名だった。

これまで累計320万人の挑戦者たちを絶望させ続けてきた難攻不落の攻略アトラクションで、謎の人物"Z"が建てた赤い館からの生還を目指し、肉体と頭脳を使って難解なゲームをクリアし、次のステージに進むために必要なボーダースコアの獲得を目指すシンプルなルール。
……320万人を絶望させ続けてきただけあって、これがかなり難しかった。俺達四人で協力し合い、時に体力を、時に頭脳を使いながら、一つ一つステージをクリアしていく。なんとか『完全攻略』として認められたが、遊園地でこんなに頭を使う事になるとは思わなかったなぁ……。っていうか俺が乗りたかった絶叫タイプのジェットコースター、まだどれも乗れてないし……。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/526.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice