デジタルモンスター研究報告会 season2 後編
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966: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/01/13(土) 18:47:01.11 ID:cK1MJX2zo
アイスデビモンは、ティンクルスターモンの突撃を回避する。

ティンクルスターモンは、空中でUターンして、キンカクモンに突っ込んできた。

キンカクモンは、野球のバッターのようなフォームをとり、ティンクルスターモンを打ち返そうと棍棒を振りかざした。

ティンクルスターモンは、カキーンと大きな音を立てて吹き飛んでいった。

「!?ムム…?」
キンカクモンは、何か不思議そうな表情をしている。
今の反撃の手応えに、なにか違和感を感じたようだ。

『まあいい、とんだ邪魔が入ったが、仕切り直しだ!貴様達の切り札を今処刑してやる!』
AAAがそう言うと、キンカクモンとアイスデビモンは、フレイドラモンの方へ向き直った。

二体はフレイドラモンに襲いかかろうとするが…

『ウバシャアアアア!』
突然デジタル空間に怒声が響いた。

キンカクモンとアイスデビモンは、怒声の方を見る。

すると、大きなデジタルゲートが開き…
モリシェルモンが出現した。

『何だと!?バカな、このモリシェルモンは先程殺したはずだ!別個体を引っ張ってきたのか!?いつの間に!』

AAAは驚いている。

『フン…成る程な。もはやフレイドラモンでは我々に勝てないと考えて、モリシェルモンを誘引して戦わせようというのか。だが、その戦術には致命的な欠陥がある!信徒達よ、距離を取れ!』

モリシェルモンは次々と水流を放つ。
キンカクモンとアイスデビモンは、距離を取ってそれを躱す。

『モリシェルモンは殺しやすい奴を先に狙う!こうやって離れれば、先に食われるのは貴様のフレイドラモンの方だ!』


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