969: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/11/13(月) 00:54:15.98 ID:7yOM5Tlto
シア「……」
透「うっ……うぅ……!」
シア「確かにそうかもしれません……あなたはいつも桜野に頼って、縋って、支えてもらってきました。自分の足では立てなくなってしまうくらい、寄りかかっていました」
透「……っ」
シア「でも、だったらこれから変わればいいじゃありませんか。今から桜野のために戦えばいいじゃありませんか」
透「これ、から……っ」
シア「ええ」
透「…………っ」
透「……やっぱり……無理だよ……っ!」
透「だって……強い桜野しか知らないもん……急に言われたって分かんないもん……桜野を守ろうと思ったことなんて……一度も……ないもん……!」
シア「あら、それは違いますわ」
透「え……」
シア「あの頃は確かに、桜野のために戦っていたとは違うかもしれません。でもあなたは確かに、桜野のことを守ろうとしていたじゃありませんか」
透「あの頃って……」
シア「ワタクシ、散々愚痴を聞かされましたわよ?」
透「!」
シキ「あー……そういえばシキもよく怒られてたのです……」ポリポリ
透「ぇ……あ……」
朱「あたしも結構キツイこと言われたわね……」
透「いや、あの……」
雪菜「私泣かされました!」ハイ
透「うっ……」
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