925: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/11/04(土) 00:04:33.80 ID:rVbSwJEoo
透「……」
朱「……」
雪菜「ひくっ……ひぅ……!」ポロポロ
朱「じゃああたしたちがお見舞いに行った時に会ったのが……」
シキ「うん……叔母さんなのです……」
朱「もしあの時、雪菜ちゃんが止めてくれなかったら……」
シキ「きっと……酷いことになってたのです……」
雪菜「うぐっ……ぅぅ……!」
朱「休み明け、桜野ちゃんが透ちゃんにたくさん謝ってたのは……」
シキ「ぬいぐるみのことなのです……」
透「……」
朱「あの日の桜野ちゃん……いつも通りとはいかないけど、明らかにおかしいとまでは思えなかった……」
シキ「すごく無理してたのです。本当は立つのもやっとだったのです……」
朱「そんな状態だったのに気づけなかったなんて……」
シキ「無理もないのです……桜野は強い。強すぎるのです。だから大丈夫なフリして、ボロボロの体でもまっすぐ歩いて……」
雪菜「ひぐ……」
シキ「それでもごはんはもう、まともに食べれなくなってるのです……」
朱「ごはん……? でも……」
シキ「食べたあとこっそり吐いてるのです……」
朱「え……」
シキ「学校でも、この前の遊園地でも、昨日みんなで食べたお夕飯だって……」
朱「そん、な……」
シキ「桜野はもう限界なのです。それは桜野自身も気づいてる……それにあれ以来、叔母さんたちがピリピリしてていつまた……」
雪菜「うぅぅ……」
シキ「桜野にはもう選択肢がない。だからひとりで……」
透「……」
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