924: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/11/03(金) 23:54:24.25 ID:HsgaOwuKo
シキ「不安だったけど、少し眠ったらちゃんと起きてくれたのです。ひとまずほっとしたのです」
シキ「それから桜野は短い睡眠を何度も繰り返すようになったのです」
シキ「いくらか落ち着いたけど、それでも元気とは程遠かったのです」
シキ「それでも叔母さんたちはお構い無しで、週明けには学校に行けって言うのです。そろそろ友だちに会いたいだろって……」
シキ「そんなの無理に決まってるって思ったのです。休めてもせいぜいあと1日だけ。それだけで回復するわけないのです」
シキ「それどころか、シキが話しかけても返事すらままならない状態なのです。シキはもう少し休んでいてほしかったのです」
シキ「でもね、桜野ね、叔母さんの言葉に『はい』って返事したのです。短いけど、確かにはっきり」
シキ「悔しいのか、悲しいのか、腹が立つのか、もうなんだかぐちゃぐちゃだったのです」
シキ「だって死んでしまうところだったのです。もしかしたら本当にダメだったかもしれないのです」
シキ「それなのに、それだけのことがあったのに、桜野はなにも……変わらなかった……」
1002Res/513.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20