898: ◆15vHdNAAAEr/[sage saga]
2023/10/31(火) 00:20:09.90 ID:fERDBuF/o
シキ「……」
雪菜「っ……!」カタカタ
朱「うそ……でしょ……!」
シキ「……ぜんぶ本当のことなのです」
雪菜「そんっ……なのっ……!」カタカタ
シキ「……桜野はそんな状態でも、シキのことを一番に考えてくれたのです」
朱「うぅ……」
シキ「……食べ物を分ける時も、シキにはできるだけきれいなところをくれたのです」
シキ「……きれいなところがない時は、少ないお金でシキの分だけ何か買ってくれたのです」
シキ「遠慮すると、桜野の目が真っ黒になるのです。怖いくらい真っ黒に……」
透「………………」
シキ「みんな覚えてるです? 前に桜野が学校おやすみした時のこと……」
雪菜「……おみっ、お見舞いっ……みんなで行った……」
シキ「風邪ってことになってたけど……あれ本当は全然違う理由だったのです……」
朱「じゃあやっぱり……!」
シキ「あの時ね……」
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