『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/08/24(木) 21:19:32.10 ID:cl/3hVsK0
日向「……なぁ、もう依頼者に「この依頼は達成出来ませんでした」って謝ればこの件に関わらずに済むかなぁ……」
左右田「ひ、日向!?」
面倒臭い、厄介すぎる、やらなくちゃいけない事が多すぎる、結局大事になってしまった。様々な要素が、俺の脳内になる「依頼を諦める」ボタンを押す事を進めてくる。
いや正直な話本当に面倒臭い。俺は入間に怒れば良いのか、遠慮すれば(教室を出て行けば)良いのか、この状態のまま問い詰めるべきなのかすら見当が付かない。
そうだ、いっそ春川に素直に謝ってこの件からは手を引いた方が……。
苗木「それは違うよ!!」
苗木のその一言は、この混濁とした教室内でもシッカリと響いた。
日向「……苗木」
苗木「希望を捨てちゃダメだ!! 日向先輩はここまで誰かの為に必至になって頑張ってきたんでしょう!? だったらこの状況からでもきっと依頼を解決出来る策を思いつけるはずだよ!!」
日向「でも……」
左右田「……たっく、お前は一人で背負い込みすぎ何だっつーの」
左右田が呆れたように、しかして俺を元気づけるように言った。
日向「左右田……」
左右田「シェルターを突破する時に俺や不二咲に頼ったように、素直に他の皆の事を頼りゃあ良いじゃねぇか。一人じゃ解決出来ねぇ問題なら皆で一緒に力を合わせりゃ良い。……前にそう言ったのはお前だったはずだろうが」
大神「うむ、二人の言う通りだ。この状態から我に出来る事などサッパリ見当が付かんが……。それでも出来る事があるならば喜んで力になろう」
朝日奈「苗木がこの状態から元に戻っちゃうのは、正直ちょっと勿体ないけど……それでも私もいつもの苗木の方が良いもん! 出来る事があれば何だって協力するよ!!」
舞園「私もです! なんでも言ってください、日向先輩!!」
アンジー「神様も「素直にアンジー達の力を借りるべきだ」って言ってるよー!」
不二咲「ぼ、僕も……! 苗木くんの……皆の力になれるなら何だってするよ!!」
キーボ「事情はサッパリ分りませんが……僕もです! 何か出来る事があるなら何でもお手伝いさせてください!!」
日向「みんな……」
……そうだ、俺は一体何を勘違いしていたんだ。俺は「超高校級の相談窓口」それ以上でもそれ以下でも無い。一人で考えても手に負えなさそうな依頼なら、皆に協力して一緒に解決すれば良い。それが素直に出来てこその「超高校級の相談窓口」じゃないか。
日向「……ありがとう、みんな!」
俺は心の中で再び堅く決意する。必ず春川から受けた依頼を達成してみせると────!
入間「あ、あのよぉ……盛り上がってる所に水を差すような真似は俺様だってしたくないけどさぁ……。ま、まず俺様のこの状況を何とかしてくれよぉ……! んんんっ! こ、このままじゃあ、アンッ、気持ちよすぎて何も出来ないよぉ……!!」
日向「……あ、す、すまない」
一種の虚無状態に陥っていて肝心な事を忘れていた。まずは入間の……その……こ、この爆乳による弊害を何とかしなければ解毒薬どころの話しではなかった。(正直言って目の毒(エロすぎる)だという事もある)
日向「……左右田! 取りあえず77期生の教室から罪木と田中を呼んでこよう! 動物の属性が付与されたって言っても所詮大部分は人の身体だ。罪木なら改善させる方法を知ってるかもしれない! それと、キーボとアンジーは79期生の教室……もしくは研究教室から東条を連れて来てくれ。超高校級のメイドであるアイツなら今の入間の世話も熟せるかもしれない!!」
左右田・キーボ・アンジー「オッシャー!(了解しました!(おー! 任せとけー!!」
ダダダダダッと俺達四人は研究教室から出て行く。保険と動物、それからお世話のスペシャリスト達にその力を借りるために。
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