209:名無しNIPPER
2023/07/22(土) 11:58:03.75 ID:Xiedq7uPO
これまで我々が見てきた哺乳類デジモンは、海獣型、偶蹄類型程度だった。
しかし、近年は哺乳類型デジモンがデジタルワールド中で数と種類を増やしつつある。
原因は、あるエレキモンが、奇妙なデジモンへ進化したためだ。
有袋類のオポッサ厶に似た姿の、オポッサモンだ。
https://i.imgur.com/TpqlYc7.jpg
オポッサモンのDPは低い。エレキモンより少し上くらいだ。既存デジモンでいうとベジーモンと同程度である。
だがオポッサモンはなんと、風船を作って空をふわふわ浮くことができる。
どんな原理なのだろうか?熱気球のように熱で浮翌力を得ているわけではないようだが…。
オポッサモンは風船を様々なことに使う。
ヤンマモン等の敵が襲ってきたら、風船を投げ当てて爆発させて身を護る。
見たところ、風船の中身は水素ガスのようだ。
オポッサモンは、デジタマを産むと、腹部の袋に収めて温める。
そして幼年期が産まれると、そのまま袋の中で育てるのだ。
デジタルワールドに自生する植物の果実は、我々の世界で商業用に栽培されるフルーツのように大きく実る。
オポッサモンは、デジタルワールド中を風船で旅して回り、果実を食べながら暮らす。
そうしてオポッサモンは、デジタルワールド各地へ、哺乳類型の成長期デジモンを産んで回っているのである。
かつて我々がスカモン戦で見た祢津型デジモンの「チューモン」も、オポッサモンが産んだ種だ。
おそらく例の個体も、もとを辿ればオポッサモンを祖先としているのだろう。
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