デジタルモンスター研究報告会 season2
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133:名無しNIPPER
2023/07/19(水) 20:40:19.44 ID:y5GlZCe4O
かつて、グレイモンやティラノモン達が森林を焼き払ったことがあったが…

木々の燃えカスは、ヌメモンたちによって食われ、きれいさっぱり片づけられた。
 

ヌメモンはとても嗅覚がよく、デジモンの死骸や排泄物を見つけると、すぐに寄ってきて食べてしまう。

嫌気性の細菌がウジャウジャ湧いていようがお構いなしだ。ヌメモンの胃はおそらくボツリヌス毒素ですらきれいさっぱり消化してしまうだろう。
 

そんなヌメモンにも弱点があった。
それは、身体が乾燥に弱いとう点である。

 
湿った皮膚を維持しなくてはならないため、カンカン照りの日には、日陰に避難するのが間に合わずに、熱射病になってそのまま干からびてしまうことがままあるようだ。
 

そんなある時、レベル3のヌメモンは、レベル4へ進化した。
カタツムリのような貝殻をもった、カラツキヌメモンである。

 
レベル4だけあって、この殻はとても硬い。
レベル3デジモン程度の攻撃では傷一つつかなかった。

 
そしてこの殻は、カラツキヌメモンを乾燥から護った。
強い日差しにさらされたときは、殻にこもることで水分の蒸発を防ぎ、日が暮れるのを待つのである。
 

そうして乾燥に強くなったカラツキヌメモンは、生息分布を広げ、サバンナ等への進出を試みた…。


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