わが友ヒトラー
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138:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/04(火) 21:10:31.29 ID:jiCWbLTH0
僕とアドルフは気づけば一時間以上も話し込んでいた

( ´_ゝ`)「総統、そろそろ時間が……」
彡;(゚)(゚)「ファ!? もうこんな時間か!」

(´・ω・`) .。oO(あ、忘れてた!)
アドルフに手紙やスケッチを返さなくちゃ!

(´・ω・`)「そうでした! これを!」
彡(゚)(゚)「これは…ワイが贈った画材や絵葉書…」

彡(゚)(゚)「そして、ワイが設計した邸宅か………」
彡(゚)(゚)………

彡(゚)(゚)「クビツェク、これらはお前だけの物や…」
彡(゚)(゚)「これをどうしようとワイは一切関与する気はあらへん」

彡(゚)(゚)「最近になってワイの作品は脚光を浴びるようになった」
彡(•)(•)「ワイが書いた絵だと言って高値で贋作を売るアホまで出る始末」

(´・ω・`)……

彡(•)(•)「覚えとるか!?ワイが学生時代に肖像画のペアを組まされたやつを!」
彡(•)(•)「あのドアホ、ワイとほとんど喋ったこともない癖に…」

彡(•)(•)「ワイの伝記を書きよったんやで!!」

彡(゚)(゚)「そういうものはワイのことを本当に知っとる人物が書くべきや」
彡(-)(-)「もし…そういう人物がいるとすれば……」

彡(゚)(゚)「それはお前や、クビツェク」

彡(゚)(゚)「ヘス副総統、このことを直ちに記録しておくように」
( ´_ゝ`)「はい総統」

(´・ω・`) .。oO(僕に伝記を…?)
嫌だよ面倒くさい

彼はヘスって言うんだ…落ち着いてていい人そうだな
……え、副総統って言わなかった?
もしかして僕はこの国のトップ二人と一緒にいるの?

(。゚ω゚) .。oO(はえー)

彡(゚)(゚)「ほなまた会おうな、クビツェク」

こうして会見は終了した
どうやって帰ったかまったく覚えていない


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