56:名無しNIPPER
2023/06/11(日) 01:54:44.06 ID:sZTlet6c0
王子のおぼつかない視界は、ゆっくりとピントが合ってくる。
そこは見慣れぬ川のほとりで、体はびしょ濡れで、肌を突き刺すように日差しは熱くて。
少女「えーっと、外国の子なのかな? すごく凝った衣装着てるし、もしかしてなにかの撮影中?」
色の白い肌。金色の髪。大きな瞳は吸い込まれそうになるほど魅力的で。
王子『――っ!!』
目の前の少女を一目見た時、王子は少しの間、呼吸をするのを忘れてしまうのだった。
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