【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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63: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/29(月) 21:52:32.49 ID:vbqLOX8I0

中学二年生と自称するだけあって、幼めな印象を受ける容姿をしていた。
背の程も私より少し小さく、着用している制服は少し袖を余らせている。
それでいて表情はあどけなく、感情を覆い隠す術を知らないように、純真無垢な視線を真っ直ぐにこちらに向けていた。

にちか「博士ちゃん……ってどういうことです?」

ルカ「バラエティとか見ないのか? 時々やってるよ、子供なのに一分野に特化して詳しい奴をそうやって褒めたりする番組」

にちか「うーん……彼女の場合は……多分、知識欲ってところなんじゃないですかね。あれ」

ルカ「……あ」

私たちに自己紹介をしたと思ったらすぐに少女は私たちの前から姿を消していた。
私たちに対する興味を失ったのか、それとももっと強い関心を寄せたのか。
私と斑鳩さんで話しているうちに少女は向こうに抜けて、今や棚の上に高くつまれたお菓子のようなものを取ろうと梯子をよじ登っている。

ルカ「ちょ、ちょっと待て……! 落ち着け! まだ話が終わってないだろ……!」

あさひ「んー……? あ、ごめんなさいっすー! お腹が空いちゃってたんでー!」

にちか「じ、自由奔放すぎる……」

私と斑鳩さんは芹沢あさひと名乗る少女をなんとか梯子から引き摺り下ろすと、彼女に自己紹介を加えた。

あさひ「ふーん、にちかちゃんに、斑鳩さんっすか! よろしくっす!」

にちか「わ、わたしはちゃん付けなんだ……」

ルカ「アハハ、まあ年も近いしいいだろ別に」

あさひ「なんかにちかちゃんはにちかちゃんって感じっす! 七草さんって感じがしないっす!」

にちか「な、何それー……」



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