【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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25: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/05/27(土) 21:50:45.27 ID:UjM5Y6Sh0

初めこそ動揺に慌てふためいていた私たちだったが、モノクマーズと名乗るぬいぐるみたちの問答を眺めているうちに徐々に冷静さを取り戻しつつあった。
いつまで経っても会話を前に進めようともせずに、無意味極まる時間が過ぎていくことに苛立ちすら覚えた頃、樋口さんがその口火を切った。

円香「……ちょっと、いい加減にしてくれる? 私たちが今置かれている状況、説明してくれるんじゃないの?」

モノファニー「そんな眉間に皺を寄せちゃダメよ。若いうちから皺を寄せていると、歳をとった時酷いんだから」

モノタロウ「えっ! ひどいってどうなるの!? 死んじゃうの?!」

モノファニー「そんなことないわ。でも他の人よりもシワクチャのボロ雑巾みたいになる確率が五割増しらしいわ」

モノタロウ「な〜んだ良かった! 死なないんだったらモーマンタイだね! オイラ、ガンガン皺寄せちゃうもんね!」

円香「だから、そういう意味もないやりとりをやめて」

モノファニー「もう、言われちゃってるわよ。そろそろいい加減にお話を進めましょう?」

霧子「ぬいぐるみさん……あなたたちが、私たちをここに連れてきたんですか……?」

モノキッド「おう、ミーたちがキサマらをこの血塗られたパーティに招待してやったんだぜッ!」

モノスケ「クックックッ、こっからオモロイオモロイパーティの始まりなんや」

にちか「……パーティ?」

ぬいぐるみの口からこぼれた、聞き馴染みのある言葉が妙に耳についた。
私のよく知る意味合いでその言葉が用いられていないのが明白だったから、
そしてその裏にある意味合いがおおよそ私たちのとって良いモノでないことも透けて見えていたからだろうか。



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