【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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214: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/07(水) 22:00:21.29 ID:zsw/61tI0

にちか「な、なんなんですかこれ?!」

ルカ「……わからねえ」

肘を抱き寄せるようにしているルカさんは苦々しそうにそう返した。

ルカ「この部屋の正体も、こいつの正体も何もかもわからねえ。隅々まで探しては見たんだけど、何かに繋がる証拠もなかったよ」

ルカさんのいう通り。これほどの悪意を充満させていながらも、私が歩みを進めることができたのはその空虚さに由来する。
何かが並んでいたであろう棚はもぬけの殻だし、ゴミ箱を除けば得体の知れぬ砲丸が一つ転がるだけ。
後は喋りもしない、反応もしないモノクマの巨大な頭部の乗っかった機械が一つ。

ルカ「これを見つけたのはつい昨日のことだ。トイレで用を足してる時に偶然な」

ルカ「私が入った時にはもうこの状態……多分、私たちがこの学園に来る以前からこうだったんだと思う」

にちか「ですね……棚に埃が溜まってますし」

ルカ「だけど……私たちの前に姿を現してるモノクマたちとこれが無関係だとは流石に思えない」

ルカ「このデカいモノクマが……何か真実を握ってるんじゃないのか?」

にちか「これが……ルカさんが私に話したかったこと」

ルカ「ああ、それと……もう一つ」

にちか「もう一つ?」



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