【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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213: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/06/07(水) 21:58:51.92 ID:zsw/61tI0
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【???】

にちか「こ、ここは……?」

明らかに異質だった。
立ち入れた瞬間に、本能が全身の毛を逆立たせるほどに充満している悪意。
だがそれは今まさに精製されているものではなく、嘗てここに在ったであろう何かないしは何者かの残滓だ。

ルカ「さあな、今は使われていない部屋みたいだけど……こいつをみればその持ち主がクソッタレだったことは窺い知れんだろ」

そう言ってルカさんは部屋の一角に備えられた巨大な機械のガラス部分を手の甲でコンコンと叩いた。
ガラスの中には何かが沈んでいる。中の照明が落ちているし、機械自体にも電源が入っておらず故障している様子だ。

にちか「そ、それって何です……?」

促されるまま、近づいていく。
一歩一歩踏みしめるごとに喉が締められるような閉塞感を感じながら。

にちか「いやまさかそんなわけ……」

黒と白が目に入る。
直感が脳髄をチクリと刺した。



にちか「……なん、で」



予感が現実に変わった時、膝から力が抜け落ちるようだった。
私たちにとっての絶望の象徴、【モノクマの巨大な頭部】が闇の中に沈んでいたのである。


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