「今日からあなたは、仮面ライダーです」 せつ菜「へ?」
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56:名無しNIPPER
2023/05/26(金) 04:44:55.64 ID:D4E0iWxj0
千春「二人は、あぁ言ってたけど。私は、わがまま言わせてもらうね」

せつ菜「……はい」

千春「私ね、菜々ちゃんの戦ってる姿が好きなんだ。菜々ちゃんが私を助けてくれた時……すっごくカッコ良くて、その……なんて言うか……そう、ときめいた!」

せつ菜「とき、めいた……?」

千春「うん。とっても可愛かった菜々ちゃんがカッコ良くなってて、私に勇気をくれた! だから、私は”変身”出来たの! 菜々ちゃんが、私にとってのヒーローだから!」

せつ菜「……いいんですか? 私が、あなたのヒーローなんかで……街も、人も守れなくて……弱くて、泣いちゃって、何もできない、私が」

千春「……うん。菜々ちゃんがいいの。菜々ちゃんは立派なヒーローで、菜々ちゃんは何もできないわけじゃない。だから、私は菜々ちゃんがあのジャマトたちと雄々しく戦ってるところを、また見たい。菜々ちゃんの変身を見たい!」

せつ菜「……私、負けちゃうかもしれませんよ? また、泣き出しちゃうかもしれないですし、世界を守るって言っても出来ないかもしれません」

千春「いいんだよ。菜々ちゃんだって、ヒーローである前に一人の女の子だもん。辛いことだって、泣きたいことだって、出来ないことだってある……けど、そんな菜々ちゃんを支えるために、私がいる! なんて……月並みなことしか言えないけど、私は、菜々ちゃんにまた立って、戦って欲しい!」

せつ菜「渡辺さん、ありがとうございます……あなたは、自分で思っている以上に凄いことを言いましたよ」ギュッ

千春「わぁっ! な、菜々ちゃん!?」

せつ菜「……渡辺さん。すみませんが、バックルを一つ借りてもいいですか?」

千春「……うん。なら、これ! 菜々ちゃんに使って欲しい!」

せつ菜「マグナム……ありがとうございます! これで……戦えます!」

千春「うん。私は精一杯、菜々ちゃんのサポートを頑張るね」

せつ菜「はい。皆で、世界を救いましょう! サポート、期待してますね!」

千春「はは……私にやれる限りのことなら、ね!」



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