【ポケモンSV】アオイ「自分だけの宝物を、今度こそ」
1- 20
15: ◆3V0iM3h5N98l
2023/05/09(火) 06:31:50.57 ID:3kndf1R30

???「アオハルしてるとこ悪いんだけどさっ!」


 コンッ、コロッ、コロッ、コロッ…………カチャッ☆


アオイ「チオンジェンが!」

ネモ「えっ? って、わぁああ! レホール先生!?」

ペパー「ポケモンセンター連れてっただろうが!」

ボタン「そいつ捕まえてどうするつもりなん?」

レホール「どうするつもりか? ふむ、それは愚問だよ。私は歴史教師、歴史を紐解くのが仕事で趣味で生きがいさ。目の前に貴重な研究資料があれば当然回収するに決まっている。元々そういう約束だもんね、アオイ」

アオイ「そうですけど……でもチオンジェンは危険です。研究は諦めるべきです!」

レホール「またまたそんな思ってもいないこと言って……」

アオイ「んなっ……わ、わたしは本心からそう思ってます!」

レホール「嘘だね」

アオイ「う、うそなんて……」

レホール「私はアオイの気持ちが手に取るように分かる。何故かって? …………同じだからさ、アオイと私はね」

アオイ「レホール先生とわたしが、同じ……?」

レホール「アオイは今度こそ「自分だけの宝物」を見つけるべく、歴史上災いをもたらしたとされる伝説のポケモンを解放した」

ペパー「アオイお前、とんでもねーな!?」

ボタン「スター団の過去の非行が可愛く思えるし……」

ネモ「伝説のポケモン、だからあんなに強かったんだ!」

レホール「しかしまたしても、ネモとペパー、ボタンに邪魔をされてしまった。嗚呼、可哀想なアオイ! また何も手に入れられなかったのだから!」

アオイ「…………ッ!」

ぺパー「そんなことない! アオイと俺たちはかけがえのない友達だ! 共に過ごした時間こそが宝物なんだ!」

レホール「それが言えるのはね、ペパー。キミが「手に入れた者」だからだよ」

ペパー「そんなこと……っ!」

レホール「まあ良い、無事災いのポケモン・チオンジェンは手に入ったのだからね。今回のところはこの辺でとんぼがえりするとしよう」

ペパー「待てよレホール先生、逃げるのかよ!」

レホール「そうだ、言い忘れていたことがある。アオイ、災いのポケモンはチオンジェンだけではない。あと3体、同等の力を持ったポケモンがこのパルデア地方に封印されている。もし興味があれば……私の元へ来たまえ」

アオイ「…………」

ペパー「待てよレホール先生!」

レホール?「…………キヒヒッ!」タタタッ

ボタン「んなっ、ゾロアークに変化したぁ!?」

ネモ「すごい、とっても賢いゾロアークなんだね!」

ペパー「褒めてる場合かよ! ……アオイ、大丈夫か?」

アオイ「…………えっ? なにが?」

ペパー「その、疑うわけじゃないけどさ……まさかまたレホール先生の手伝いなんて、したりしないよな?」

アオイ「ははっ、まさか」

ペパー「だ、だよな……なら良いんだ」

ボタン「待ってほんとに疲れた、帰りはイキリンコタクシー呼ばない? もう歩けないしモノトカゲライドも無理だし…………はぁ……」

ネモ「帰ったらバトルバトルー! まずはアオイとでしょ、それからペパーとも戦って……ボタンのニンフィアも久々に見たらバトルしたくなったなー!」

ペパー「マフィティフが元気になったらだからな!」

ボタン「ウチはニンフィアよりもウチが元気になるまでは無理なん……」

ネモ「よーし急いで学校に帰るぞー!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/29.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice