【ポケモンSV】アオイ「自分だけの宝物を、今度こそ」
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14: ◆3V0iM3h5N98l
2023/05/09(火) 06:10:22.80 ID:3kndf1R30

チオンジェン「カッ、カキ……シル…………………」バタンッ

マフィティフ「マ、マフゥ……」バタンッ

アオイ「…………」

ネモ「…………」

ボタン「…………」

ペパー「……………………勝った」

マフィティフ「マァフ」

ペパー「俺たちの勝ちだぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

ネモ「ねえねえねえねえ何で何で何で!? 何で最後の攻撃あんなに強かったの!?」

ボタン「くらいつくはあくタイプ、多分アイツもあくタイプだからこうかはいまひとつ……しかも回復までしてたはずだし!」

アオイ「もしかして、ほうふく?」

ペパー「さすがアオイだな。ほうふくは相手から受けたダメージを糧に反撃するわざなんだ。ちょっと怖いわざだから、今まで使わなかったんだけどな」

アオイ「でも、いくら反撃するわざだからって元気になったチオンジェンを一発で倒しちゃうなんて……」

ペパー「きっと、マフィティフはみんなが受けた痛みもまとめて返してくれたんだ」

アオイ「みんなが受けた痛み……」

ペパー「アオイやウェーニバル、ラウドボーンにニンフィア、それに俺の仲間たち。そのみんなが受けた痛みをまとめてお返ししてやったってこと!」

アオイ「そっか……ありがとう、マフィティフ」

マフィティフ「マフフゥ」

ペパー「ははっ、甘えんぼちゃんめ。よく頑張ったなマフィティフ、今はゆっくり休んでくれ」

アオイ「あ、あの……」

ネモ「どうしたのアオイ?」

アオイ「わたし、みんなに、言わなくちゃならないことが」

ボタン「それ、後で良くない? ウチ、疲れすぎて早くブイブイ摂取しないと死ぬ」

ペパー「こらボタン、せっかくアオイが反抗期終わろうって時に邪魔すんなって」

アオイ「はっ、反抗期とかじゃ…………ううん、そうかも。わたし、こどもだったね、ごめんなさい」

ボタン「アオイが子供だったらそれより胸小さいウチは何、カヌチャン?」

ペパー「だから茶化すなって」

アオイ「それと、ありがとう」

ネモ「気にしないでよ、ライバル!」

アオイ「わたし、まだネモのライバルでいていいの?」

ネモ「もちろん! 私のライバルはこれまでもこれからも、アオイだけだから!」

ペパー「コホンっ! 俺とマフィティフも強くなったと思うんだけどなー!」

ネモ「ペパーは挑戦者で」

ペパー「何だよそれー! ペパーのほうふく、ネモはたおれた!!!」

ネモ「たおれませーん!」

ボタン「なんか、みんな子供みたいじゃん」

ネモ「子供じゃないもん!」

ペパー「そうだそうだ! そのうちサワロ先生みたいなガタイになるんだ俺は!」

アオイ「……ふふっ、あははっ!」

ネモ「あっ、アオイが笑った!」

ペパー「やっぱアオイは笑ってた方がしっくり来るな!」

ボタン「不本意ながらペパーに同意」



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