121: ◆CItYBDS.l2[saga]
2023/07/02(日) 00:09:14.82 ID:0geUM6AN0
身の丈は僕の腰ほどしかなく、はち切れんばかりに膨らんだ腹に短い手足、背中からは虹色でまだらの入った翼。そして一際特徴的なのは、額にある星形のほくろとそこから伸びた一本の毛。二番目の妻が持っていた聖書に載っていた氏神様だと、すぐに気づいた。彼は、柔和な笑みを浮かべ手を差し伸べてきた。
神様自ら迎えに来てくれるなど光栄極まりない事であろうが、一抹の不安もあった。
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