【リコリス・リコイル】千束「……本気で言ってるの、それ」
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93:名無しNIPPER[sage]
2023/04/20(木) 20:36:05.92 ID:m5lu7S3d0
首相官邸 総理執務室

首相秘書官「総理、お忙しいところ申し訳ございません」

首相「なんだ。後にしろ。これから会見だ」

首相秘書官「それが……」

厚労相「失礼します、総理」スッ

首相「どうして君がここに……」

厚労相「あの現場にいたリコリスの口封じを命じられたそうですな」

首相「……いかにも、私の指示だ」

厚労相「申し訳ありません、私はそれに反する指示を出しました」

首相「なに?」

厚労相「作戦で重傷を負ったリコリスを、いまK医大病院の外科医が執刀しています。また、心疾患を発症した別のリコリスを、T大病院に受け入れさせました」

首相「なんだと!?何を勝手なことを……」

厚労相「医師会を経由して私に報告がありました」

首相「それで……私の指示を知っていながら、君は救命を追認したのか。戸籍もない、あの使い捨ての小娘どもの……」

厚労相「はい。情において忍び難いものでしたので。医療費は公費で賄うよう、私が特別に指示しました。国保連も了承済みです」

首相「バカなことを……!」

厚労相「彼女らは見舞客として人質となり、不幸にも銃撃戦に巻き込まれたが、治療し事なきを得た。そのシナリオでよろしいではありませんか。何も口封じにする必要などない」

首相「そうする場合、マスコミ対策やら何やらでかなりの手間がかかるのだ!」

厚労相「本音は、この機にDAを潰すか規模を縮小させたかった……そうではありませんか?」


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