44:名無しNIPPER[saga]
2023/03/25(土) 14:57:36.28 ID:V2k0CEFso
【昨日】
女「……という事は、彼を無罪にする為にパソコンはもう破壊した後だと?」
警察官「そういう事です。パソコンの証拠を消すには物理破壊が一番ですから。表向きは返却済で処理してありますが」
女「…………」
警察官「多分、政治家のセンセイから指示があったんでしょう。児童ポルノ法違反となれば世論がうるさい。これが表に出たら、いざ法案を通そうという時に大反対される可能性がある。今のうちに揉み消せるなら揉み消した方が良い、そういう事ですよ」
女「そうですか……。政治の理由で罪を曲げますか。私の弁護士バッジが泣きますね。こんな事ばかりだと」
警察官「あなたは正義の味方ではなく、彼の味方だと伺ってますが?」
女「そうです。わかっています。私はとことん弁護士に向いてないんです。検察官の方が遥かに向いているでしょう。だから、弁護士にはならなかったんですが」
警察官「何にしろ、上手く彼を言いくるめて下さい。パソコンを破壊されたと言われて裁判沙汰にされたらマズイので。あと、固く口止めもしておいて下さい」
女「」ハァ…
女「気が進まない仕事ばかりですね。だから引き受けたくなかったのに」
警察官「私達も好きで証拠を隠蔽している訳ではないですよ。出来る事なら週刊誌に売ってやりたい気分です」
女「お互い様ですか……。わかりました、努力してみます。それではこれで……」ペコッ
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