68: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2023/02/12(日) 18:39:04.68 ID:861Snlbr0
俺らは、例え研究で否定されていたとしても、そいつを『食っちまった』立場だ。幾ら神経図太い奴が多いと言っても、気に病む奴は少なからずいる
今だって、あの場にいたお台所三姉妹や青葉、霰ちゃ……霰ちゃんは大丈夫か。彼女たちは眠れずにいるのかも知れない
かと言って、余計な慰めを掛ければ、返って信憑性が増してしまう。あの場は冷静に受け流すのが正解だったのだろう
叢雲「矢矧さんに非があるとは言わないけれど、水際で差し押さえてる情報が『向こう』でどれだけ広まってるかくらいは掴んでおいた方が良さそうね」
( T)「その件は長門に任すか……」
本人に問いたださないのは、まだ彼女の『真意』を計り兼ねている最中だからだ
目の前にいる副司令がかつてそうだったように、ウチには複数回に渡って『スパイ』を送られた。今じゃアホの代名詞である時雨も、その内の一人だ
見ての通り、送られてきたスパイはみんなウチに寝返って元気にやってる。二年もすれば、その手の艦娘が送られてこなくなったが、警戒に越したことはない
まぁ大丈夫でしょう。あいつなんか嘘とか吐けなさそうだし。浅慮だし
叢雲「恐ろしい話よね。私たちが沈めた深海棲艦も、ひょっとしたら艦娘だったのかもしれないんだし」
( T)「あるいは、これから対峙する深海棲艦も……」
テーブル上の資料の中に、一つだけオマール海老関連では無い『国外』からの情報がある
引っ張りだしたレジュメには、『ベルリン』で初めて確認された『新型』について記載されている
ウチに少しの間いたビス子とやり合って、互角以上の実力を見せつけた、クソデカい尻尾のクソ女
( T)「『かつては此方側に与していた』のかもしれねえな」
当然、この島国に陣取る俺は、このクソに会ったことはないし、見覚えもない
だが、奴の姿を見る度に、どうにも胸騒ぎがして止まないのだ
( T)「……」
奴らにオシャレの概念はあるのか?防寒の必要があるのか?
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