66: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2023/02/12(日) 18:34:17.41 ID:861Snlbr0
痛ましい事件があった
生研に協力するとある鎮守府の提督が、『ある艦娘』の建造を上に報告せず、彼女を『実験材料』として、そして自らを『被験者』として、極秘に摂取実験を行ったのだ
最初はマウスと同じく髪や爪。続いて血や皮膚。成果の現れなさに焦燥したのか、摂取部位を段階的に増やしていった
『指』『腕』『脚』『乳房』『子宮』、『腎臓』『肺』『肝臓』『膵臓』のそれぞれ一部
彼は積極的に『摂取』した後、身体の変化を毎日のように観察、記録した
その後、冷静になったのかそれとも気が狂ったままだったのか。非道な実験の露見を恐れてあろうことか『擦り減った彼女』を沖合で処分するよう命じた
( T)「……」
文字通り『骨までしゃぶり尽くされた』彼女が、初めて運に恵まれたのは
彼女の処分を命じられた艦娘が、『引鉄』を引けず、救命ボートに乗せて生きたまま放置した事と
偶然にも霰率いる遠征部隊の航行ルートであり、そのメンバーに海上の漂流物に目敏い大井がいた事だろう
保護された後、入渠を経て、ベッドに横たわる彼女は、同じ年頃の女性の『半分にも満たなかった』
( T)「……」
叢雲「……ごめんなさい。嫌なこと思い出させたわ」
( T)「いや……」
これが、我が鎮守府の重巡長女、『古鷹』との出会いだった
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