141: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/13(月) 21:45:06.54 ID:ruhbNPAZo
砂漠の向こうから、大量の何かが走ってくる
地を覆うかのごとき数である
やる気「……アレは?」
142: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/13(月) 21:51:42.78 ID:ruhbNPAZo
やる気「どうやらカーバンクルのようだ……だが、これほど多くいるのは見たことがないな」
中華「ラッキーってことで」
やる気「そうだな。では皆の者よ!カバと協力して荷車を引け!」
143:名無しNIPPER[sage]
2023/02/13(月) 22:46:36.53 ID:c1aYTssp0
3馬力を出したが、カバに魔翌力を与えてるみたいだ
144: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/14(火) 02:25:31.76 ID:tyaQ5emzo
本日はここまでです
ありがとうございました
145: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/14(火) 19:26:11.16 ID:tyaQ5emzo
カーバンクルがカバ車を引き始めると、
それはものすごい勢いで加速した
中華「はっ、速っ!」
146: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/14(火) 19:28:48.16 ID:tyaQ5emzo
中華「なかなか力があるね……」
やる気「それだけじゃないぞ。どうやら、カバに魔力を与えているらしい」
147: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/14(火) 19:32:01.42 ID:tyaQ5emzo
やる気「カーバンクルはあまり高級ではない魔獣だが、その魔力保有量はそこいらの上級魔獣を凌駕する」
中華「へぇ、詳しいね」
やる気「俺が故郷にいた頃、魔力の絶対量があまりない魔法の研究家が、カーバンクルを飼って魔力を供給しているのを見たことがある」
148: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/15(水) 01:06:34.78 ID:GtSIXwi+o
それから二人は、それぞれ元のカバ車へ戻った
あっという間に砂漠を抜け、
城下町近郊へと続く深く長い森の街道をひた走っている
149: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/15(水) 02:10:33.53 ID:GtSIXwi+o
本日はここまでです
ありがとうございました
150: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/15(水) 19:03:33.26 ID:GtSIXwi+o
それから一行は眠った
あまりに速く、道もコンクリートのようには舗装されていないため、正直寝心地は悪かった
しかし、無事翌朝には教団の施設に着くことができた
151: ◆cUhskXlNTw[saga]
2023/02/15(水) 19:08:40.53 ID:GtSIXwi+o
彼女はことの次第を貴族に説明した
貴族は難しい顔をしている
貴族「ど……どうにかして全員が居住できるようにしないと……!」
1002Res/362.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20