70:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/15(日) 01:38:10.30 ID:YWFOWgfw0
リオン「僕も選ばれたけれど……良かったのだろうか?足を引っ張ってしまうかもしれないと思うと申し訳ない気持ちになるんだよなぁ」
それぞれの学年から三人ずつ、合計で九人の候補者が選ばれてから改めて代表者五名を選ぶための試験が後日行われる事になった。
当然知勇兼備を兼ね備えているような者が代表者になれるのだが、僕自身も頭はいい方だとは思うけれど武術に関しては特にこれと言った物はないからなぁ、難しいよ。
リオン「試験に向けて特訓するしか無いのかもしれないな……こうなったらとことんやってみようか」
そう心に決めて家に帰り明日から授業とは別に、自分なりに体幹トレーニングを行っておこうと思ったのだ。
シオンは僕なんかより運動能力が優れているから一緒にやった方が効果的かもと思ったし、その方がお互いに教え合えるしレベルアップに繋がると考えたのだ。
シオン「兄さまは体力がない。全然ないからもっと鍛えないとダメだと思う」
リオン「そ、それを言われちゃうと耳が痛いんだけどね……」
サーシャ「おーい!早くしないと置いてっちゃうわよ?」
リオン「えっ!?ちょっと待ってよー」
まだ筋肉痛が残っているというのに体を激しく動かす事は控えたかったけど、これも代表者になる為には必要だと思ったので、重い腰をゆっくりと上げたのだった。
あれから毎日のように鍛錬を続けたおかげで何とか形にはなってきたと自分では思うんだけど、流石に辛いものは辛かった。
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