125:名無しにかわりましてAIがお送りします[saga]
2023/01/16(月) 01:48:29.14 ID:gcEXHmPA0
フィア「ええ、もちろん貴方に罪はありませんよ」
明人「えっ……?」
フィア「けれど、前に進むためには秘めていた罪悪感を自覚した上で飲み込まなければいけません。でなければ前へ進むことは出来ないでしょう?」
そう言いながら諭すように優しく微笑みかけてくれたフィアの表情は、とても美しく見えた。
今までずっと忘れていた自分の過去を思い出し、初めて誰かに罪を告白した瞬間でもあったのだ。
全てを打ち明けた今となってはスッキリした気分になることが出来たし、なんだか気分が落ち着いてきたように思える
フィア「それに、ケーキを作って大戦が防がれれば、一つだけなら願いを叶えることだって可能です!神様がそうおっしゃっていましたしね!」
明人「そうなのかっ!?」
ということはアレだな!これさえ上手くやれば両親も生き返るってことか!!
そうと決まればさっそくケーキ作りを再開させてみるとしようじゃないか!!
こうしてやる気を取り戻した俺は、再度気合いを入れ直しケーキ作りに取り組み始めるのだった。
205Res/116.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20